「気」を存在を感じてみる(1) | ときめきメキキ

「気」を感じてみる(1)

前回の記事で「北枕」についてお話しする際に「気」は北から南に流れているということに軽く触れました。今回はそれに関連して、気が人体に影響を与えるのを実感していただく実験(?)についてお話しします。

北を背にすると力が出る

さて、いきなりですが実験してみましょう。と言っても1人では出来ないので、誰か協力してくれる人がいる時にやってみてください。

まずは今いる場所で方角を調べます。方位磁針があればそれでよいですし、スマホのアプリで分かりますよね。そして、どちらが北なのかを知っておいてください。

まずは北を背にして(南を向いて)立ち、手を横に広げてください。

そしてもう一人の人に、手を下に押してもらいます。その時にあなたは手が下がらないように力を入れてください。

お2人の体力によって全く動かなかったり、下がってしまったりする場合もあるでしょうが、その時の力の入れ具合というか感覚を覚えておいてください。

で、次に別の方角を向いて同様にやってみます。

すると・・・さっきより簡単に下がってしまうのではないでしょうか?

不思議なことに、南を向くとなぜか身体に力が入ります。

天子は南面する

中国には「天子南面」という言葉があります。中国では君主が北側に座り、南に向いて臣下に対していたそうです。その理由には諸説ありますが、気の流れに合わせて、南を向くと力が発揮できると考えていたのではないでしょうか?

以前、ある講演会で会場の設営をしていた際に、講師の方から「できれば北を背にして話をしたい」と言われたことがあります。その時は突っ込んで聞きませんでしたが、南を向いて話すと力が発揮できると考えていたのかもしれません。

北枕もそうですが、気の流れ(らしきもの)が人体に影響を及ぼすことがあるんじゃないかな?という気がしてきませんか?

次回はもう少し実験しやすいオーリングテストのお話をしようと思います。

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