歩くことは健康にいい。
この言葉にに疑いを持つ人はいないかなと思います。
でも、何がよいのでしょう?
足腰に負担をかけない軽い運動?
有酸素運動?
気分転換?
どれも正解なんでしょうが、実はもっと重要な意味があったんです。
ふくらはぎは第2の心臓
まずはクイズをいくつか。
Q1.体重60キロの人の血液は何リットル?
Q2.1日に心臓が送り出す血液は何リットル?
Q3.人間の血管の長さはどれくらい?
(答え)
Q1:約4.5リットル
Q2:なんと約8,000リットル!!
Q3:これまた約10万キロメートル(地球を2周半!)
Q1の答えはなんとなくイメージできますが、その他は予想外の数字ではありませんか?
皆さんご存知のように心臓が血液を送り出し、それが動脈~静脈と、カラダの中を巡って心臓に戻ってきます。
心臓は血液をどんどん送り出すわけですが、心臓まで血液を戻すまでの力まであるとは思えません。
ここで、血液を心臓に戻すのが、実は「ふくらはぎ」なんです。
「筋ポンプ」で検索していただくといろいろ情報が出てきますが、歩くことでふくらはぎの筋肉が静脈を圧迫~弛緩を繰り返し、血液を送り出すのです。
静脈のイメージを描いてみたのが上の図なのですが、静脈には弁があって、筋肉がぎゅっと絞ると先に流れていき、緩んだ時には逆流せずに下から血液が流れてくる。これで一方向に流れていくんですね。
寒天の入ったチューブをギュギュっと握って絞り出すのをイメージしていただくと分かりますかね?
このように筋肉の収縮で血液を送り出す(心臓まで戻す)ので「ふくらはぎは第2の心臓」と言われています。下半身の血液はふくらはぎが巡らせているということなんです。
ふくらはぎが弱ってしまうと、血流が悪化し、カラダに様々な不調を引き起こします。
またふくらはぎが正常でも、動かさなければ血液は循環しません。
エコノミー症候群も足を長時間動かさないことが関係しています。あ、これファーストクラスでも起こりますからね(^^;)
ちょっと長くなりましたが、これが歩くのが健康によいと言われる重要な理由です。
なるほどと納得できると、なんか積極的に取り組みたくなりますよね。
日頃からちょっと「ふくらはぎ」を意識して歩いてみませんか?