注目の手元供養は骨壺の大きさにも注意 | ときめきメキキ

注目の手元供養は骨壺の大きさにも注意

ここ数年、ブームというのも変ですが「終活」や「お墓」の話題がテレビや週刊誌などのメディアに取り上げられることも多く、また広告やイベントなども盛んに行われています。
葬儀社や大手のお墓、納骨堂業者などが大々的にアピールする中で、小規模ながらオシャレな骨壺やデザインされた仏壇など「手元供養」に関するアイテムも目にするようになってきました。そういえば今朝もフジテレビのとくダネ!でも手元供養を取り上げていましたね。

手元供養って何?

通常は供養というと、お墓やお寺に納骨して、お参りに行ったり、僧侶にお経を読んでもらったりするわけですが、手元供養は文字通り、手元に遺骨を置き、供養します。

以前の記事でも書きましたが、手元に遺骨を置いておくことは法律的には何の問題もありません。

全てのお骨を自宅に置いて供養する場合もあれば、一部はお寺に納骨し、残りを手元にという場合もあります。

身近に遺骨があり、いつでもお参りできる安心、そしてお墓を買うことに比べれば費用面もかかりませんので、手元供養を選ぶ人が増えているのもナットクです。

手元供養を行う場合、骨壺に入れる場合もあれば、アクセサリーなどに加工する場合もあるようです。

地方で異なる骨壺のサイズ

骨壺は大きさのバリエーションが豊富で、最初に知った時は驚きました。
手元に残す場合や分骨する場合には小さなものでというのは分かるのですが。

まず、地方によって一般的とされるサイズが異なります。
●東日本:6寸~8寸の骨壺に全部の骨を入れる
 7寸が一般的で、亡くなった方の体格によってサイズが変わります。
●西日本:4寸~5寸の骨壺に一部の骨を入れる
 複数の骨壺に分骨する場合もあります。また、入りきらない焼骨は火葬場に残します。

2寸、3寸など、さらに小さな骨壺もあります。
直径が2倍になると体積は約8倍、サイズの差はかなりあります。他の地方の骨壺を見ると驚くと思います。

骨壺はいつ・どこで買えばいい?

この骨壺はいつどこで購入するの?ということですが、葬儀社や火葬場で購入することができます。上の画像のようなシンプルな陶器のものであれば1,000円以下で買えると思います。骨壺はシンプルでも、キレイな袋を用意すれば、それなりに立派になります。

最近はデザインに凝った美しい骨壺もありますし、また生前に収集した壺を骨壺にしたいなんて希望もあるようです。


お値段なんと250万円以上の純金製骨壺!


有田焼の壺

もし、ご自身で生きている間に骨壺の希望があるなら、事前に購入しておくというのもありでしょう。但し、それを家族に知ったり伝えておかないといけませんけどね。

アクセサリーなど

骨壺ではなく、ペンダントなどに少量ですがお骨を入れておけば、いつも身に着けておくこともできます。


迷ったら、まずは手元供養で

大切な家族が亡くなった場合、気持ちの整理に時間がかかる場合もあります。ご遺骨を手元に置いておきたい、また良いお寺や納骨堂が見つからない、という場合は、まずは手元に置いておけばよいと思います。

気が変わったり、良い納骨先が見つかってからアクションを起こしても大丈夫。逆にどこかに納骨してから返してもらうというのは、出来ない場合もありますし、費用ももったいないですからね。

手元供養で検索すれば、骨壺やオシャレな仏壇など、いろいろヒットしますので、探してみると良いと思います。実物を見ないと質感なども分かりません。まずは仏壇屋さんなどで実物を見て、ある程度候補を決めましょう。もしネットで同じものがお値打ちに手に入るのであれば、ネットで購入するのもありですね。

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