これは欲しい!美しいクーペ、レクサスLC500~納車はいつ? | ときめきメキキ

これは欲しい!美しいクーペ、レクサスLC500

日本にレクサスが登場したのは2005年の8月。今から10年以上も前なんですね。

トヨタとは違うと言いながらも、当初はなんか保守的なクルマばかり。ブランド、ブランドと言いながらもなんか空回りしていた印象だったのですが、最近はクルマやプロモーションもいい感じになってきたのではないでしょうか?

さて、レクサスの新しいクーペ、LC500がレクサス店に展示されているというので行ってきました。

レクサスはトヨタとどう違うの?

レクサスの歴史

そもそもレクサスって何?ということなのですが、先ほど日本では2005年からと書きましたが、アメリカで1989年にレクサスは生まれています。

アメリカの輸入規制なども背景にあるのですが、当時は日本車=壊れなくてよい車だけど安価な大衆車というイメージだったところに、高級車としてのポジションを獲得しようとトヨタが本気で取り組んだプロジェクトだったんですね。

ベンツやBMWといった歴史あるブランドに、歴史以外のもので勝負を挑んだわけです。

そして登場したLS(セルシオ)は、静かで速い、それでいて信頼性も高く(欧米の高級車に比べて)お値打ちと受け入れられ、また、アリスト、アルテッツァ、ウィンダム、ソアラといった日本でもおなじみの車種も海外ではレクサスとして好評だったのです。

当時の日本人からすると、トヨタ車のエンブレム違いという認識でしょう。その後、国内やアジア市場も睨みつつ、北米だけの感があったレクサスブランドを全世界で展開しようとブランドを再構築したという流れです。

日本でレクサスが立ち上がる際には、スタッフは富裕層を相手にしてきた他企業からヘッドハンティングしてきたイケメン揃い、とか、スタッフはリッツカールトンなどで接客やブランドについて厳しい研修を受けているなど噂が飛び交いました。

とはいうものの、当初のラインナップは日本で発売していたソアラとほぼ同じもの(SC)や、割とオーソドックスなセダン(GS、IS)で、スタートはあまりパッとしませんでした。

その後フラッグシップのLSの登場からですかね、レクサスらしさが出てきたのは。LF-Aというスーパーカーのような車種も少数ながら販売、各モデルもモデルチェンジごとに個性というか良い意味でのレクサスらしさ出てきました。



トヨタと何が違うの?

レクサスは高級車を扱うトヨタの販売チャネルの一つです。なんて言ったら怒られちゃいますかね。

車検証を見ると、車名はレクサスですが、製造者はトヨタ自動車になっています。

全国にある「レクサス○○」といったディーラーは近隣のトヨタの販売店(○○トヨタ、○○トヨペット、ネッツ○○など)が経営しています。とはいうものの、扱っている車種自体が違いますし(一部車種はほぼ同じものがトヨタにあったりしますが)、接客、サービス、お店のつくりも高級志向で至れり尽くせり。その分、車両やサービスの価格に上乗せされているのでしょうが、まあ高級ブランドってそんなもんでしょう。

なんか否定的な書き方をしてしまいましたが、トヨタの技術を集結した高級車をトヨタよりワンランク上のサービスとともに手に入れられるのがレクサスというわけです。

美しいクーペ、LC500

レクサスらしいデザインが開花

早速見てきましたLC500。近くのレクサス店に行きましたが、店内での展示に加え、ガソリンエンジン、ハイブリッドと2台の試乗車がありました。

私が見たのは赤、黒、黄色。あ~、ラディアントレッドコントラストレイヤリング、ネープルイエローコントラストレイヤリングなんて名前があるんですね。黒はブラックで良いのね。

どの色もいいです。で、面白いのはカラーによって別のデザインじゃないの?と思うほどかなり印象が異なること。

オプションやグレードによる違いもあるのでしょうが、複雑な曲線で構成されるボディーはそのカラーによって強調されるラインが異なって見えるのでしょうか?

赤を見るとかっこいいな~と思い、黒を見るとよりより精悍で・・・でも黄色が華やかで一番気に入りました。

後輪まわりはグラマラスで車幅がなんと1920mm。と言ってもベルファイヤよりも10センチ広いくらい、うちのガレージにはなんとか入るかな?まあ普通の立体駐車場は諦めた方がよさそうです。

顔は最近のレクサス車と同じイメージのグリルになっていて、これって最初は違和感あったのですが、今では慣れてきたのかカッコいいと思えます。

このLC500、全体から細部にわたるまで、レクサスらしいと言えるデザインやこだわりが随所に感じられ、ブランド立ち上げ当時の妥協した感、トヨタっぽさは感じられません。

そして内装もよいですよ。タイトで適度な包まれ感もありながら、決して狭い感じはありません。(あ、後ろの座席は狭いというか、緊急時用と考えた方がよさそうです。)

ハイテク満載だと思うのですが、そこはあまり感じさせず、走るぞ~って気にさせてくれます。これみよがしの高級感こそないものの、手に触れるもの、全てがいい感触です。

エンジンは5Lのガソリンエンジンとハイブリッドがあります。

スタッフさんにどちらがおススメか聞いてみると「それぞれの良さがあるが、個人的にはガソリンエンジン。サウンドも含めて気に入っている。」とのことで、ランニングコストをあまり気にせず、車が好きな人ならガソリンエンジンおススメしますとのこと。

この店に2台ある試乗車はガソリンエンジンの方が人気のようで、私の滞在中にも何度か高速試乗に行ってなかなか戻ってきませんでした。

ライバル車よりもお買い得?

さて、気になるお値段は・・・1300万円から。

ガソリンエンジン、カラーはイエローだと、WEBでの見積はこんな感じ
lexus.jpでシミュレーション)

諸費用入れて約1,500万円(保険除く)ってとこでしょうか。まあ、これが安いか高いかはクルマに何を求めるかによるんでしょうね。

さて、LC500の競合はどんなクルマでしょう?BMW650、ポルシェ911、AMG GTあたりでしょうか?

同じ2ドアクーペ、5LエンジンのBMW650iクーペだと価格も同じくらいですかね。この車のデザインも美しいですし走りも素晴らしいのですが、LC500の方がワクワク感が上に感じます。※ふと思ったんですが、BMWにM6があるように、LC500もLC-Fとか出るのかしら?

またちょっと価格は上ですが、AMG GTもかっこいいですね。これの黄色もいいなぁ・・・

と各車それぞれ高級車メーカーを代表する優れた車なのですが、LC500はこれらの競合に負けない、というか比べられない魅力を持っていると思います。

納車は11月

今日は乗りたかったガソリンエンジンの車両は既に試乗の予約が入っているということで、試乗は後日にしてカタログだけもらってきました。

カタログは100ページ超え、結構な厚さです。そしてクルマ自体にもトヨタの、いやレクサスの熱さを感じずにはいられないLC500。

そんなクルマだけあって、既に予想以上の受注があり、今申し込んでも納車は11月くらいのとのこと。

早く手に入れたい方はお近くのレクサス店に急ぎましょう。

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~2年3ヵ月に及ぶ完全密着取材。LEXUS LC開発現場の全貌を公開。

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